『詩〜KOTOBA〜』



「なぁなぁ、オレのコト好き?」


近くにいるアイツの腕を掴んで問い掛ける。そしたら、すっごく呆れた視線を向けられ、そんな顔も可愛いと引き寄せ抱き込む。


「………そんなコトも判らないキミは嫌いだ」


真っすぐ覗き込んでくる瞳に微笑む。


「判ってっけど聞きたいじゃん、たまにはさ」

「判ってるなら聞かなくていい」


そう云いながら小さな抵抗を繰り返す塔矢にキスをする。
甘く、やさしく触れるだけの。


「んー、でも聞きたい」

「っ云っただろう、昨日!」

「あ?あれとは別にだよ」

「別にってなんだっ」

「だってさ、最中じゃなくて普通にさ云って欲しいじゃん。あれってどっちかってぇと、おまえ、どうにかして欲しくて云わされてるって感じだろ?じゃなくてっでっ」

「っ進藤っ!!」


本格的に抵抗されただけではなく殴られる。
しかも手加減なしだ。


「ちぇっ」


判ってるけどっ判ってるけど聞きたいじゃんと尚も呟いてるとため息が聞こえた。


「―――けち…」


そう呟いた唇を優しく塞がれた。
塔矢の気持ちが流れ込んでくるキスだ。
言葉はないけれど、オレの我儘に応えてくれる、こんな塔矢が大好きで…
こいつ、後からすっげぇ恥ずかしがるんだろうな。
そう思うだけで幸せだったり…


「塔矢、大好き」

「……ボクは嫌いだよ……そんなコトも判らないキミは大嫌いだ」




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                                5月19日  高田 あさぎ様


あさぎ様、素敵なSSをありがとうございました。
鳩観察&鳩ヒカアキ妄想からスタートしたケータイのやり取りの中で、送って下さったお話です♪
当日の晩早速、日記にUPさせて頂きました(先に頂いちゃってゴメン!)
これが、鳩ヒカアキ妄想からの産物とは思えない程の素敵な仕上がりに『さすがだ!あさぎさん』
と呟くことしきり、の私でした。そしてこのSSをUPさせて頂いた日の日記のカウンターが回る回る!
一週間分位は軽く回っておりました。そしてこのお話がケータイに送られてきた日は、全く仕事に
ならなかった、と申し上げておきましょう(笑)
あさぎ様、ここでの掲載までも承諾いただき本当にありがとうございました。

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